メニュー

ワクチンに関する連絡

[2024.03.30]

ようやく暖かくなってきて、一気に桜が開花してきてます。次の土曜、日曜が満開の予想です。

さて、令和6年4月1日からはワクチン接種についていくつか変更点があります。

 

①肺炎球菌ワクチン(定期接種)

 定期接種を逃してしまっていた方に70歳から5歳刻みで経過措置がとられていましたが、3月31日をもって終了となりました。今後は65歳の方もしくは60-64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害のある方が対象となります。該当しない方は自己負担で接種することは可能です。

 

②帯状疱疹ワクチン

 下野市もようやく4月1日から助成が始まります。生ワクチンは4000円、不活化ワクチンは1回につき10,000円の助成があります。

 

③RSウイルスワクチン

 少し前から接種可能となっております。コロナワクチンで接種に疲れた方も多いと思いますが、肺疾患や心疾患などの増悪の原因となることがあります。ご高齢でリスクの高い方は接種をご検討下さい。

 

④新型コロナワクチン

 全額公費による接種は終了しました。今後は定期接種(秋・冬を想定。年に1回)となります。対象は65歳以上の方と60-64歳で重症化リスクが高い方になります。原則、自己負担がありますが、今のところ負担額は未定です。

 

⑤経口抗コロナウイルス薬

 ワクチンではありませんが、4月1日以降は公費負担がなくなります。これまでも自己負担額が多かったですが、今後は5日分の薬代のみで以下の金額となります。

ゾコーバ 3割負担→10,000円以上、 ラゲブリオ 3割負担→20,000円以上、 パキロビット 3割負担→25,000円以上

重症化する方は少なくなってきております。ただ、入院加療が必要になる方はいるため、重症化リスクを考慮して内服するか外来で相談できたらと思います。

クリニック、薬局ともにコロナ陽性者は現金のみでの支払いとなります。ご理解のほど宜しくお願い致します。

 

⑥子宮頸癌ワクチン(キャッチアップ接種)

 公費で接種できるのは2025年3月31日(あと1年)で終了となります。積極的接種の差し控えにより接種機会を逃した方(平成9年度~平成18年度生まれの女性)が対象です。日本ではいまだに毎年多くの女性が子宮頸癌で亡くなっています。治療で子宮を失ってしまう方もいます。ワクチンで予防することが可能ですので、ご家族で対象の方がいましたら話し合ってみて下さい。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME