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高血圧症について

[2023.03.12]

 高血圧症は、ひどい状態でなければ通常は無症状です。そのため、通院を中断してしまったり、血圧高めでも治療強化を望まない方もいます。ただ、放っておくと少しずつ血管の壁は硬くなり(動脈硬化)、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、腎機能低下の原因となります。下記のグラフの通り(ぼやけてしまい申し訳ありません。一番上が高血圧です。)、高血圧症は脳心血管病の最大のリスクです。禁煙や血糖値を下げることはもちろん大切ですが、血圧をしっかりコントロールすることが脳血管病予防のために最も重要と考えます。降圧目標はひとによって異なりますが、75歳未満の方は家庭血圧125/75未満を目標にすることが多いです。75歳以上でも、125/75未満にした方がいい場合もあります。昔よりも良く効く薬が増えましたが、今は高血圧治療を補助するアプリも発売されました。臨床試験で有効性が確認されております。詳しくはまた後日記載したいと思います。

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